WZ Editor6 で、WZ5 の「前の段落へ(CTRL+↑)」、「次の段落へ(CTRL+↓)」の動きを再現する

久々に大量にテキストを書く仕事をしていることもあり、昨年あたりから使用するテキストエディタを WZ Editor 5 から WZ6 に変えてみました。 このバージョンは前のバージョンと比べてガラリと中身が変わっているのでなかなか移行に苦労しています。

で、表題の件です。この項目、WZ5 までは標準のキー定義にされていたのですが、WZ6 になって標準のキー定義から外れた上、キーカスタマイズ項目からも指定が消えてしまったような気がします。

とりあえず、以下の様にユーザー追加定義を加えてあげれば WZ5 時の動きが再現できました。

^{UP} kbm: PARTOP UP PARTOP LTOP
^{DOWN} kbm: PAREND DOWN PARTOP LTOP

キーボードマクロ(kbm:)により複数のキー入力を組み合わせています。 動きを日本語で説明するとこんな感じです。

  • CTRL+↑:キーボードマクロ:段落の先頭へいき、カーソル上の行に動かし、カーソルを段落の先頭へ動かし、行頭にカーソルを動かす
  • CTRL+↓:キーボードマクロ:段落の末尾にいき、カーソルを下の行に動かし、カーソルを段落の先頭へ動かし、行頭にカーソルを動かす

LTOP は、本来命令的にはいらないのですが、「疑似縦フリーカーソル」かつ「空行を移動」するときに WZ5 の動きを再現しないので入れました。

この操作、指が覚えるぐらい多用していたので一安心です。
消えた理由なのですが、WZ6 になってオプションを整理した際の余波と考えています。でも項目が整理されただけで、もしかしたらどこかに設定項目があるのかもしれません。

あとは xhtml プラグインさえ動くようになれば問題なく完全に移行できるのですが、これは難しそうな予感。

アバター観てきました

昨日の夜は会社に泊まってたんで、朝方ちょっと抜けて映画のアバター 観てきました。いやー面白かったです!

とりあえず観る方への情報としてはこんな感じです。

公式サイト
(注意)公式の予告は長い割に映画の迫力が伝わらず、「うへー CGがグリグリ動いてるアレ系の映画?」みたいな変な先入観を与えると思うので観ない方がいいんじゃないかと思います
  • 絶対条件として3D上映
    • 心持ちちょっと前の方の席で見た方が迫力があっていいかも
  • 吹き替えのほうがいいかも
    • 僕吹き替え版で見たんですが、途中字幕がはいる箇所があって、3Dで字幕は目がかなりつかれるんじゃないかという印象があります。
    • ただヒロインの声優さんの演技が良くも悪くもわかりやすく大げさなので、そこは賛否が分かれる所かと思います。
  • メガネの形状が特殊な人はコンタクトの方がいいかも。僕はメガネの上から3Dメガネを掛けて問題なく観られました。
  • 長丁場(2時間40分)なので水分控えてトイレには行っておこう。

僕の感想はちょっと大げさだけど TechCrunch にかなり近いです。もう一度観ようかなあ。

ストーリーは王道の王道みたいな感じなんですけれど、3Dメガネ掛けながら観るような映画で、立ち止まって何度もストーリー軸を追うみたいな展開はあまり似合ってないように思います。
王道だけどそれだけにハリウッド型の伏線や緩急のある、小中学生、カップル、大人も楽しめる良い脚本、というのが僕の感想です(えらそう)。

とりあえず今現在において、こういう映像をスクリーンの大きさで楽しめる媒体は他にないと思います。
せっかくの機会、口を開けながら楽しんでみることをおすすめしますー。

テクスト。

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

年が明けたらブランド名を出しましょう! という社内協議があり(おおげさ)、現在僕が所属しているゲームブランドの名前をご案内できることになりました。

テクスト。
http://www.textweb.jp/

  • 商業ゲームブランドです。
  • 僕の名前が先に出ているのは別にエライとかではなく、シナリオ担当のゲームが一番最初に出る(予定)なためです。
  • よろしくお願いします!

サイトの方は、名前だしただけ状態であり、もりちかさんの素敵な絵があるだけなんで中身全然ないのですが(^^;、これから色々と充実していくんじゃないかなーと思います。

yahoo pipes で RSS をフィルタリングする

以前、RSSのフィルタ用に RSS Pipe という cgi をつくったのですが、その後 Yahoo からもっと色々な事が出来る「yahoo pipes」というサービスが開始され、僕も現在 RSS で何かするときはもっぱら yahoo pipes の方を使っていました。

先日RSS Pipeにつきましてご質問がありまして、そういえば yahoo pipes についてあまり触れていなかったこともあり、yahoo pipes で RSS Pipe っぽいフィルタを書く方法についてちょっとまとめてみたいと思います。

例として、はてなの注目エントリからカテゴリ「コンピュータ・IT」を抜き出す、または除外する方法について説明します。

RSSのソースを確認する

RSS ファイルに対して何か処理を行うには、まず最初に出力されている RSS ソースを参照して、バージョンを確認する必要があります。

というのもRSSファイルはいくつかのバージョンがあり、出力されるタグが微妙に異なっていたりします。
そのため、出力されているRSSのバージョンに似合った処理をする必要があります。

詳細は以下のサイトのエントリに詳しいです。

RSS ソースの確認方法なのですが、最近だとRSS はブラウザと統合されているため、単純にアドレスバーにRSSファイルのアドレスを貼り付けてもソースを確認することが出来ない場合が多いようです。

(いまのところ) ブラウザに FireFox を使用し、先頭に「view-source:」を付与したアドレスを貼り付けることで内容の確認が行えるようでした。

はてなの注目エントリのRSSは「http://b.hatena.ne.jp/hotentry.rss」でしたので、ブラウザのアドレスバーには以下を入力させればよいことになります。

  • view-source:http://b.hatena.ne.jp/hotentry.rss

では表示されたソースの内容を確認します。
先頭近くに「xmlns="http://purl.org/rss/1.0/」とあるので、出力しているRSSのバージョンが1.0とわかります。

先のサイトによると、RSS1.0の場合、カテゴリを「item のdc:subject」に書くことができる、とあります。

実際、ソースの下の方見ると「コンピュータ・IT」みたいな感じでカテゴリが入っているのが確認できました。

ここまでをまとめてみましょう。
以下の事がわかりました。

  • 注目エントリのRSSのアドレスは http://b.hatena.ne.jp/hotentry.rss で、バージョンは 1.0
  • カテゴリ「コンピュータ・IT」のエントリを除外・または抽出するには、「item の<dc:subject>」の文字を除外または抽出することで処理できる。

また、この考えを応用すれば、以下の事が出来そうな事もわかります。

  • 「itemの <title>」タグ内の文字を判定させることで、エントリに特定のタイトルを含んだアイテムを除外または抽出できる
  • 「itemの <link>」タグ内の文字を判定させることで、エントリに特定のリンク先を含んだアイテムを除外または抽出できる

yahoo pipesでフィルタリングする

フィルタリングで行いたい処理をまとめると、以下の3ステップが必要になります。

  1. はてなブックマークの注目エントリRSSを対象に――
  2. お好みのフィルタを掛け――
  3. RSS出力する

では実際に、yahoo pipes を使用してRSSをフィルタリングしてみましょう。

yahoo pipes のページを開きます。

yahoo.com のアカウントを作成していない場合、アカウントを作成する必要があります(日本の yahoo.co.jp とは別になりますのでご注意下さい) 。

メニューから[create pipes] を選択します。

左のメニューから、「Sources の Fetch Feed」を選び、右側の欄にドラッグ&ドロップします。

Fetch Feedの URL 欄に RSS のURL (http://b.hatena.ne.jp/hotentry.rss)を入力します。

左のメニューから、「Operators の Filter」を選び、右側の欄にドラッグ&ドロップします。

「Fetch Feed」のボックスの下の○の位置でマウスのボタンを押し、「Operators の Filter」ボックスの上の○の位置でボタンを離します。こうすることで両者が繋がります。

イメージとしては「Fetch Feed」の内容を「Operators の Filter」にパイプさせる感じです。

filter にお好みの条件を記載します。
※ここが処理のキモになります。

カテゴリ「コンピュータ・IT」のエントリを抽出する場合

[Permit] items that match [all] of the following
[item.dc:subject] [is] [コンピュータ・IT]

カテゴリ「コンピュータ・IT」のエントリを除外する場合

[Block] items that match [all] of the following
[item.dc:subject] [is] [コンピュータ・IT]

タイトルに「app」という「文字を含んだ」エントリを除外する場合

[Block] items that match [all] of the following
[item.title] [Contains] [app]

URL に「.com/」を含んだエントリを除外する場合

[Block] items that match [all] of the following
[item.link] [Contains] [.com/]

Filter の詳細な条件については以下のサイトの解説が参考になります。
http://chikura.fprog.com/index.php?UID=1175617938

■Filter
 指定した条件に一致する記事(item)を除去(Block)又は抽出(Permit)するモジュール。
 "Block"を指定すると、この条件に一致する記事を除去、"Permit"を指定すると一致した記事のみを抽出する。
 "all"は、指定した条件全てに一致させたい場合に指定する。
 "any"は、指定した条件のいずれかに一致させたい場合に指定する。
 "Contains":~を含む
 "Does not contain":~を含まない
 "Matches regex":~の正規表現にマッチする
 "is greater than":~より大きい
 "is":~である
 "is less than":~より小さい
 "is younger than":~以前(?)

先ほど「パイプ」をつなぎ合わせたのと同じように、「Operators の Filter」のボックスの下の○の位置でマウスのボタンを押し、「Pipe Output」ボックスの上の○の位置でボタンを離します。

これで「RSSを持ってきて、フィルタを掛け、出力する」一通りの流れが出来たことになります。

右上の[SAVE]ボタンを押し、適当な名前をつけます。

[Back to My Pipes]を押し、メニューに戻ります。

先ほど保存した自分の Pipes が表示されています。

タイトル部分を選択します。

[Get as RSS] のリンクをお手持ちの RSS リーダーに登録します。

解説としては以上になります。
上の解説では、filterを一つしか設定していませんが、一つのfilterの後に次のfilterをパイプさせていくことによって、様々な条件を設定することが可能です。

yahoo pipes では色々な事が出来るのですが、単純な文字のフィルタリングだけでも十分便利に使えますので、まだ使ったことの無い方は一つ簡単な物を試してみることをオススメします。

最近だと僕は、はてなブックマークのタグ「iphone」がつけられたエントリ (http://b.hatena.ne.jp/t/iphone?sort=hot&threshold=3) の RSS (http://b.hatena.ne.jp/t/iphone?mode=rss&sort=hot&threshold=3) から、item.link のfilterを使い、特定のサイトを除外するようなRSSをつくってみたりしました。

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深沢 豊(yutaka fukazawa) flagyx / LANGuex
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長いこと放っておいた個人ブログですが、また再開しようかなーと思います。
現在ひさかたぶりにゲームをつくっている事もありまして、そこらへんも書いていきたいですね。
とはいえゲームについては内容をまだ出せないので、当面はゲーム制作一般的な事を書いていく感じになると思います。